よくあるご質問

鶏について


鶏はどうして毎日のようにたまごを産むの?

ニワトリの祖先は、野鶏(ヤケイ)と呼ばれる野生のニワトリの一種である「赤色野鶏」(せきしょくやけい:Jungle Foul)と考えられています。この鳥は今でもインドからマレー半島、スマトラ、フィリピンなどに野鳥として暮らしています。それらの鳥が次第に飼い慣らされて、今のニワトリ(庭先の鳥)になったといわれています。 (「ニワトリ」と呼ばれる由来については、日本各地に広がった鶏の羽の色が赤かったために「丹色(にいろ)の羽の鳥」ということで「丹羽鶏」(にわとり)と呼ばれるようになった、という説もあります) これらの鳥は、今の採卵用のニワトリと違って、年に数個のたまごを産み、温めてヒナを孵していました。それらのニワトリの品種を改良した結果、今のように1日に1個ものたまごを産むものが誕生したわけです。つまり、品種改良を重ねてたまごを多産する品種(鶏種)を人間が開発したのです。 ニワトリの産卵(排卵)には、光線(太陽の光)が重要な役割を果たしています。光が視神経、視床下部、脳下垂体と伝わり性腺刺激ホルモンの分泌を促進することによって卵巣が発達します。生物は本来、子孫を残すことを目的としてたまごを産み(排卵)しますが、今の採卵用のニワトリは、たまごを産むとすぐにたまごが転がっていきますので、「ケージ飼い」のニワトリはたまごを抱くことを知りません。また、鳥は、卵を抱いている間は、次のたまごを産まないのです。 品種改良の結果と、ニワトリの今の生活環境がたくさんのたまごを産むことを教えたのかもしれませんね。

鶏は交尾しなくても、たまごを産むの?

ニワトリは交尾をしてもしなくても約25時間に1個の割合でたまごを産みます。 交尾をしていれば「有精卵」(受精したたまご)が産まれ、交尾をしていなければ「無精卵」が産まれます。 最近は有精卵が特殊卵として売られていますが、スーパー等で売られている普通のたまごは、ニワトリが「ケージ」と呼ばれるカゴの中に1羽ずつ入れられていて、無精卵を産んでいます。

鶏はどうして夜にたまごを産まないの?

鶏の産卵には光線(光)が大変重要な役割を果たしています。 光線の刺激により、性腺刺激ホルモンの分泌が促進されるのです。このホルモンには、「卵胞刺激ホルモン」や「黄体形成ホルモン」も含まれていて、鶏がたまごを産むために重要なものです。これらのホルモンは、光の刺激で分泌されるので夜間はたまごを産まないのです。(産卵のサイクルが夜になると、次の日の朝に産みます) しかし、ウィンドウレス鶏舎といって、窓のない鶏舎では、光もコンピュータで管理されています。このようなところでは、夜でも電気をつけることによって、たまごを産ませることができます。 しかし、鶏はあくまでも約25時間に1個のたまごしか産めません。

たまごと鶏は、どちらが先に産まれたの?

どちらとも判定がつかないことの「たとえ」に使われるのが、「たまごが先かにわとりが先か」という言葉ですね。 ニワトリの祖先は「野鶏」(ヤケイ)と呼ばれる野生のニワトリにひとつである「セキショクヤケイ」といわれています。この鳥は今でも、インドからマレー半島、スマトラ、フィリピンなどに野鳥として生息しています。 ニワトリの足をよく見ると「ウロコ」の跡が観察できます。これは、鳥類が爬虫類から進化したことを物語っています。ということは、爬虫類の産んだたまごから鳥類の祖先が生まれたと考えるのが自然です。 また、現在のように様々な種類のニワトリ(鶏種)に分かれたのは、あるたまごから新しい種類のニワトリが産まれたからで、生物の進化からいうとニワトリとたまごでは、やはり「たまごが先」ということになりそうですね。

ニワトリの一番多い県はどこ?

採卵鶏(たまごを産ませるために飼われているニワトリ)の飼養羽数(飼われている数)が一番多い県は、平成21年2月時点で茨城県10,792千羽。2位千葉県9,685千羽、3位愛知県7,457千羽の順です。

鳥インフルエンザ発生農場に消石灰をまくのはなぜ?

日本国内の養鶏場で鳥インフルエンザが発生した場合、発生した農場の敷地に白い粉が大量にまかれているのをニュース映像などで目にすることがあります。この白い粉は「消石灰」(しょうせっかい:生石灰とも書く)です。 消石灰には消毒効果があります。国が定めた「家畜伝染病予防法」という法律の施行規則で、鳥インフルエンザが発生した場合の対処の仕方が定められていますが、この中に「消石灰による消毒」について規定されているのです。 消石灰は、水害などによる土壌汚染や細菌感染の防疫、消毒用としても用いられることがあります。

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